平成30年度補正【地域の防災・減災と低炭素化を同時実現する自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業】CRO太陽光発電CF蓄電池による浪江町上水場の防災低炭素化拠点
再生可能エネルギー設備
- (発電)太陽光
[64.0 kW] - (付帯設備)蓄電池
[150.0 kWh]
事業内容
福島県浪江町上水場に太陽光発電および蓄電池システムを導入することにより、平時の温室効果ガス排出抑制に加え、災害時にも上水機能発揮が可能となり、浪江町の上水給水事業を昼夜においても継続させ得る防災拠点とした。更に「CO2見える化」を実施して低炭素化を強化最適化したシステムへと進化させる(省エネルギー化)ことにより、脱炭素化の継続的な取り組みと、自立分散型エネルギー活用による災害時のライフラインの供給拠点として機能する「上水と再生可能エネルギー電力とを共供給する・浪江町ライフライン供給拠点」として我が国がCO2削減に貢献できることを世界に発信する。
設備の概要
太陽光発電設備(モジュール:64.0kW<自動追尾型>、蓄電池システム:150.0kWh)
【導入設備の平時の役割】
・自動追尾装置により発電量を最大化した太陽光発電システムにより、浄水ポンプ稼働電力を69.4%賄う。
【導入設備の災害時の役割】
・夜間(18時間 15:00-9:00)の取水ポンプ等の運転に必要な電力量(130kWh)は、蓄電池の139kWh(100%充電)を利用する。
昼間(6時間 9:00-15:00)は太陽光発電によってポンプを稼働(昼間の運転に必要な電力量は130kWh)し、
同時に蓄電池の充電130kWh(①満充電の93%で充放電)を行い、次の夜間運転に必要な電気量を確保する。
これにより、災害時にはポンプ稼動電力は太陽光発電・蓄電池の連動によって100%再生可能エネルギーで継続的な運転を可能にする。
- CO2削減効果(見込み)
- 63.30 [t-CO2/年]
- 総事業費
- 96,128,636 円
- 補助金額
- 4,783,000 円
- 完成年月
- 令和2年1月(2020年1月)
- 事業期間
- 令和元年7月(2019年7月)~令和2年1月(2020年1月)
施設の概要
- (名称)
- 福島県浪江町小野田取水場
- (建物の種類)
-
防災拠点
庁舎・行政機関施設
- (防災上の位置づけ・機能)
- (所在地)
- 福島県双葉郡浪江町小野田下川原32-2
担当窓口
株式会社 SolarFlame(浪江町)
URL:https://www.town.namie.fukushima.jp/