平成30年度補正【地域の防災・減災と低炭素化を同時実現する自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業】喜茂別町農村環境改善センター再生可能エネルギー導入事業
再生可能エネルギー設備
- (熱供給)地中熱
[46.2 kW]
事業内容
当該施設は築30年以上経過しており、暖房システムは灯油ボイラーによる全館暖房であった。ボイラーの更新にあたり、館内の稼働状況に合わせて効果的な熱源の導入を計画した。より使用頻度の高い部屋には地中熱を利用したEHP暖房を、年間通じて利用が少ない全館暖房時には規模を小さくしたボイラー(補助対象外)で対応する。これにより設備の導入コストを抑えながら再エネ効果を最大限に高められる。今回再生可能エネルギーを利用した暖房システムを構築することにより、平時の二酸化炭素の排出量削減に貢献する。
設備の概要
ゼネラルヒートポンプ工業社製 ZQH-20W10-H-A-INV 1台(暖房能力46.2kW/消費電力20.0kW)
【導入設備の平時の役割】
・1F事務室及、ロビーや、2F教育委員会などへ地中熱利用によるEHP暖房を供給し、施設としての役割を果たす。
地中熱利用システムにより年間12t-CO2の削減を実現する。
本設備導入事例の効果を紹介するため、施設見学会の開催や、広報誌への掲載などを行い、地域への波及効果を生み出す。
【導入設備の災害時の役割】
・非常用発電機(200kVA)を用いてキュービクル経由で地中熱利用ヒートポンプに電力を供給し、
事務室、ロビー、教育員会室などへ暖房を供給し、避難所としての役割を果たす。
- CO2削減効果(見込み)
- 12.00 [t-CO2/年]
- 総事業費
- 61,930,000 円
- 補助金額
- 42,200,000 円
- 完成年月
- 令和2年1月(2020年1月)
- 事業期間
- 令和元年9月(2019年9月)~令和2年1月(2020年1月)
施設の概要
- (名称)
- 喜茂別町農村環境改善センター
- (建物の種類)
-
県民会館・市民会館・公民館
- (防災上の位置づけ・機能)
-
避難施設
(避難人数 266人) - (所在地)
- 北海道虻田郡喜茂別町字伏見264-4
担当窓口
喜茂別町 建設課管理係
電話:0136-33-2211
E-MAIL:kensetsu@town.kimobetsu.lg.jp
URL:http://www.town.kimobetsu.hokkaido.jp/