令和5年度【地域レジリエンス・脱炭素化を同時実現する公共施設への自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業】吉賀町ふれあい会館レジリエンス強化事業

再生可能エネルギー設備

• （発電）太陽光
  ［20.8 kW］
• （付帯設備）蓄電池
  ［64.8 kWh］
• （省エネルギー設備）高効率空調機器
  

事業内容

　吉賀町ふれあい会館は、災害発生時に吉賀町の防災拠点、指定緊急避難所、指定避難所として機能する地域の重要な施設である。本事業では、本施設を防災拠点兼避難所としての災害対応力の強化を図るとともに、省エネ対策により、環境に配慮した施設となるよう設備改修を行った。

設備の概要

太陽光発電設備（モジュール：20.8kW、パワコン(蓄電池内蔵)：50kW 蓄電池：64.8kWh）
高効率空調設備(吸収式：80USRT、GHP：80.5kW)
LED照明器具302台、BEMS

【導入設備の平時の役割】
・太陽光発電で発電された電力は、本施設及び柿木庁舎で活用する。
・空調は高効率な吸収式冷温水発生機と、高効率なGHP を導入し、大幅な省エネを図る。
（モジュール：33.0kW、パワコン(蓄電池内蔵)：50kW、蓄電池：16.4kWh)
・照明はLED を導入し大幅な省エネを図る。

【導入設備の災害時の役割】
・停電時は、蓄電池から照明、非常用コンセント、空調、BEMSに対して電力を供給する。
・太陽光発電の発電電力は、蓄電池の蓄電と特定負荷への給電に用いる。
・蓄電池に蓄積した電力で最低24時間給電し、太陽光発電の発電があれば、さらに長期間の給電が可能となる。

施設の概要

（名称）

吉賀町ふれあい会館

（建物の種類）

庁舎・行政機関施設

（防災上の位置づけ・機能）

避難施設

（所在地）

島根県鹿足郡吉賀町柿木500 番地1